あんのことのネタバレ結末や考察、ラストシーン最後について解説します!
あんのことはコロナ禍で壮絶な人生を送った、実話を元にしたある少女の物語ですが、その映画が公開されました。
今回はあんのことの結末(ネタバレ)やラストシーン、最後についてどのように展開されていくのか解説していきたいと思います!
あんのことネタバレ結末を解説!
あんのことは2020年のコロナ禍で実際に起きた事件をモチーフに制作された映画です。
実際の事件をもとに描かれた本作のネタバレ結末やラストシーン最後について気になるかたはチェックしてみてください!
ネタバレ結末解説①あんは若くして薬に溺れて人生に絶望してしまう
あんのこと主人公のあんは小さな頃から母との関係が悪く、家庭環境に問題があり、十代の頃に母に勧められた夜の仕事に手を出してしまいます。
その仕事をしていく中で薬に溺れてしまい、暗闇の中で生きていくことに。
元々家庭でも居場所がなく、学校も不登校になっているため基礎学力もないあんは、途方に暮れていましたが、徐々に手を差し伸べてくれる人も現れてきます。
更生しようと奮闘しますが、その矢先にコロナが大流行。
更生のために築き上げてきたものが一気に失われてしまうことになります。
ここまで頑張ってきたにも関わらず、それが報われないという現実に直面したあん。あんは自分の未来に絶望し、生きていく活力を失って、悲しい最後を迎えてしまいます。
コロナ禍でいろんな人からの助けを受けて懸命に生きていったあんですが、結局は自らの選択で人生を決めてしまい、映画としてはハッピーエンドではありませんでした。
ネタバレ結末解説②あんの更生を母親が幾度となく邪魔をする
あんは家庭環境に問題があったことからどんどん生活が荒んでいった少女です。
どんなに刑事や記者が手を差し伸べていても切り離すのが難しいのが「家族」。
年老いた母親が自分にすがってきたら、それを振り払うというのは難しいですよね。
虐待をする母親から施設に逃げ込んで生き甲斐を見つけたあんも、幾度となく母親に付きまとわれ、結局変わらない生活に絶望してしまいます。
コロナ禍で世界中の人が苦しんだ中で、社会はあんを見捨てずに救いの手を差し伸べて、強く生きられるようになる世の中を願いたいです。
ネタバレ結末解説③刑事や記者はあんの本当の味方ではない
孤独だったあんのもとに、刑事とジャーナリストがやってきて運命的な出会いをし、自分の人生を歩み始めたあんですが、次第に3人はすれ違っていきます。
あんに関わらず、それぞれが孤独と不安に襲われてしまい、どんどん関係が悪化していきます。
ある日、あんを助けるために動いていた刑事が逮捕されてしまいます。
逮捕のきっかけとなったのは、刑事の知り合いである週刊誌記者が書いた暴露記事でした。
あんのような人たちをちゃんと助けられるような世の中であってほしいと願うばかりです。
あんのことのネタバレ結末から現代の闇を考察
「彼女(あん)はたしかに、あなたの傍にいた」と予告動画の最後にもあるように、コロナ禍であんのように苦しんだ人はたくさんいて、それは他人事ではないということを、あんのことを通して伝えたいのではないでしょうか。
- 2020年この日本で起きていた本当のこと
- 衝撃の実話、映画化
ということで、この話は実際にあった話をもとに制作されたということを強調しています。
ただ、実際の話を「ベース」にして作成されたとのことですので、ある特定の人物を描いた訳ではなかったと思われますが、コロナ禍で苦しい生活に悩む人々を、「あん」を通して伝えたかったのではないでしょうか。
あんのことネタバレ結末予想と考察まとめ
今回はあんのことのネタバレ結末解説と考察についてまとめました。
私たちの想像を超える、あんの家庭環境や生活が描かれている映画だと思います。
内容はとてもデリケートなもので、非常に社会派ですが、決して無視できない内容であることは間違いないです。
コメント
コメント一覧 (1件)
実際にあんのような人物は存在しなかったと思われます。
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ネットでは朝日新聞の記事を見た監督が一部創作を加えて作り上げたと書いてあったとどこかで見たと思ったのですが。
自分も実際はどうだったのか気になりますので調べたいと思いますが。